試作機を用いた実証実験を行いました

独自に製作したドローンの試作機を用いて横須賀市のドローンフィールドにて、横須賀市リサーチパークのYRP協会 WSN協議会、ドローン企業の方々と実証実験を行いました。

 

実験の趣旨

災害や遭難等で圏外となった場合を想定し、ドローンに搭載したSigfoxの通信モジュールにより上空から信号を送り、高度と通信距離に関するデータを取得するというものです。

 

実験結果

地上(高度0m)では7kmの通信しかできなかった一方で、高度15mでは約65km、高度148mでは約80kmの通信ができました。

なお、高度148mでは神奈川県横須賀市のドローンフィールドから千葉県印西市にある基地局まで電波を送信することが出来ました。
(京セラコミュニケーションシステム(株)に情報をいただきました)

今回の実験の結果により、災害や遭難で圏外となっている場合でもドローンにより上空から通信を行うことにより、救助要請をできる可能性が高いと考えられます。

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