知財コンサル・特許コンサルとは?弁理士とは何が違う?

今回は、知財コンサルとは何か、知財コンサルの仕事内容はどのようなものか、知財コンサルは弁理士とは何が違うのかについてお伝えします。
私(弊社代表の草野)はよく弁理士と間違えられるので、区別していただくいい機会だと思います。

今回お伝えすることは、私の主観的な考えもけっこう入っていますので、その点はご了承下さい。
他の人に聞いたら違う答えが来る可能性もあるということです。

1.知財コンサルとは何なのか?

これは決まった定義はないです。
一般的な考え私の主観的な部分も合わせると、知財コンサルとは、知的財産を生み出す・守る・活かすためのアドバイスやサポートをするということです。

ここでいう知的財産というのは、簡単にいうと、独自のアイデアや創作物などを指します。

つまり知的財産とは、技術的なアイデアである発明、ロゴマークや商品名といった商標、商品のデザインといった意匠、動画や記事といった著作物などです。

こういった知的財産を生み出す・守る・活かすことはビジネス上根本的に重要なのはいうまでもありません!

その中で特に、特許などの知的財産権を取得したり活かすというところに関するコンサルがメインになってきます。

知財コンサルがする具体的な仕事としては、相談に乗る、特許調査、アイデアの発掘・検討、特許の取り方を考える、特許を出した後や特許を取った後の使いこなし方を考えるとかそういったところです。

もちろん特許だけではなくて、商標権、意匠権、著作権といった他の知的財産権でも同様です。
トータル的にサポートできるのが理想です。

ただ、その中で特に特許が1番ニーズがあるように思いますし、特許がダントツ難易度が高いと思っているので、特許のコンサルが1番重要だと個人的には思ってます。
なので、弊社も特許コンサルに1番力を入れています。

2.知財コンサルの仕事の流れ

参考程度に私が普段してる仕事の流れをご紹介します。
1番多いのは、お客様をご紹介いただいたり、直接のお問い合わせをいただいたりして、特許を取りたいですという相談から始まるパターンです。

最初に特許を取りたいアイデアをお客様からヒアリングします。
このときに色々と質問を受けてお答えしたり、特許を取ったり活かしていくことに関する方針を立てます。
それを元に次は、先行技術調査という特許調査をします。

先行技術調査によって、お客様のアイデアと同じようなアイデアがすでにないかを調べます。
加えてそのときに私達自身も追加のアイデアを考えます。
それで先行技術調査の結果と追加アイデアを伝えます。

調査の結果、同じようなアイデアが無ければ問題なく追加案も含めて特許出願を行います。
もし同じようなアイデアが見つかってしまったら、すでにあるアイデアと差別化出来るように、こちらが考えた追加アイデアを入れたり、更に議論をして検討をします。

つまり、特許出願前の事前の検討がとにかく大事です!1番大事だと考えています!

ちなみに出願手続きについては弁理士の先生にお願いしています。

3.弁理士と知財コンサルの違い

弁理士の仕事というのは、簡単にいうと、知的財産権に関する書類作成・手続きといった業務です。
例えば、特許を出したいときに特許出願書類を書いて特許庁に手続きをします。
他にも特許になるまでの対応、特許になった後の対応、特許侵害への対応などもあります。

弁理士はかなりかっちりした仕事です。
ミスなく書類を仕上げて手続きを行うことが非常に重要です。
ただの事務作業ではなく、かなり高度な知識や判断力も問われます。

弁理士の業務は、弁理士法という法律で定められておら、弁理士の資格がないと出来ません。
ちなみに弁理士も特許調査をやることがあります。
必ずしも知財コンサルの方が特許調査が得意というわけではなく、完全に個人のスキルによります。

以上のことを踏まえると、知財コンサルと弁理士の業務内容をそれぞれざっくりいうと以下のようになります。

・知財コンサルは、ビジネスや具体的な場面を踏まえて知財を生み出す・守る・活かすといったノウハウ的なサポートをする。
・弁理士は、知的財産権に関する書類作成・手続き・管理などをする。

なので基本的な違いは、知財コンサルはビジネスまで考えますが、弁理士はそこまで考えない一方で、知財コンサルは書類作成や手続きといったことには基本的には踏み込めないですが、弁理士はそれらが専門業務ということになります。

ちなみに最近は弁理士の方でも知財コンサルの業務をする人が増えています。

以前は単に言われたことをその通りに書類に書いて手続きをすることが多かったですが、最近は知財戦略を立てたり、ビジネス領域のことを考えたりと、コンサルを行う人は増えています。

つまり、弁理士の資格があれば弁理士の業務が出来ますし、かつコンサルもスキルがあれば出来るということです。

そのため、弁理士の資格があった方が選択肢が増えます。
なので、正直私のように弁理士資格を持っていない知財コンサルの方が選択肢が少ないです。

4.弊社の知財コンサルとしての強み

ただ私の場合は、知財コンサルのみというわけではなくて起業家でもあります。
災害・遭難救助要請用のSOSドローンの研究開発をしてるので、自分がプレイヤーとして事業をしています。
その分起業家の立場や事業の具体的な場面を経験ベースで分かっているのが強みです。

そのことが知財コンサルにかなり役立っています。
弊社のようなやり方はかなり少数派だと思いますが、二面性を持ったこういうやり方もあるということです。

以上知財コンサルの仕事内容と弁理士との違いについてお伝えしました。

弁理士の方が圧倒的に世の中で知られてると思いますが、この機会に知財コンサルの重要性も知っていただけたら嬉しく思います。

知財コンサルを受けたい、まずは知的財産に関して相談をしたいという方は是非お問い合わせ下さい。

特許コンサルの利用を検討している方は、株式会社パテントインベストメントにご相談ください。特許権の申請をしたいが経験がない場合、具体的な方法がわからず戸惑うこともあるでしょう。特許コンサルをご利用くだされば、特許に精通したプロがサポートいたします。

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会社名 株式会社パテントインベストメント
設立 2016年5月11日
役員 草野 大悟(代表取締役)
本社住所 〒105-0004 東京都港区新橋2丁目16−1 ニュー新橋ビル305C
資本金 1,396万円
電話番号 03-6416-4856
事業内容
  • 知的財産に関する調査、分析及びコンサルティング
  • ドローンの企画、開発及び販売
顧問弁護士 川端 克俊
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